法政から一橋大学大学院へ「i塾には自分に必要な授業がすべて揃っていました!」
齋藤由依さん(大学4年生。女性。東京都在住)
【 受講歴 】6ヶ月
【 受講科目 】研究計画書/中国語/専門科目
【 合格実績 】一橋大学大学院言語社会研究科
「中国語の先生と同じ一橋大学院に受かった!やったー!」という思いです。
今回、i塾に入って本当に良かったと思える点をお伝えできればと思います。
大学院に進学したいと考え始めたのは、昨年の冬からです。ただ、語学の勉強ひとつとっても、どのレベルが求められているのか分からず、「合格するためにどんな対策が必要なのか」「今の自分に何が足りていないのか」など、分からないことだらけでした。
ある塾の面談に行ったのですが、専門性があまり感じられず、期日までに連絡ももらえませんでした。自分に合った塾は無いし、でも自分だけで対策するのも難しい状態でした。
そんな中、i塾に出会いました。i塾には自分に必要な科目の授業がすべて揃っていました。また、中国語の先生はほかの塾にはおらず、それぞれの分野に特化した多様な講師がいらっしゃることもi塾の魅力でした。
「研究計画書」「中国語」「専門科目」の3分野をすべてi塾に
そこで「研究計画書」「中国語」「専門科目」の3分野をすべてi塾にお任せすることにしました。i塾の授業では、自分のやるべきことがわかるし、日々の課題でタスクが明確になってすっきりしました。また、授業を通して専門知識も増えていって楽しかったです。
研究計画書の授業では、正直、研究計画を考える段階では「一橋は厳しいかも」と思っていました。しかし、受験する学科の内容に関連した知識を効率よく増やすことができ、研究テーマ決めや論文探しの方法など、1人ではなかなか踏み込めなかった領域をサポートしてもらえました。
専門科目の授業では、そもそも文学の歴史的背景が分らず講師の方に相談したところ、人種の歴史や思想の移り変わりなど抽象的な内容や、webでどうやって調べるかまで細かく教えてくれました。また、その思想に対する先生の解釈を、一例として教えてくれたのも面白かったです。
中国語の授業では、ほとんど忘れてしまっていた初級文法の復習から始めました。先生の「このレベルができていれば大丈夫だよ」という言葉を信じて頑張りました。最後の授業では、先生が門出を祝う「送別の詩」を送ってくれました。ただ勉強を教えてくれるだけでなく、自分の気持ちに寄り添ってくれて本当にありがたかったです。
「1人じゃできない、でも大勢でもできない」という自分にピッタリ
「個別指導」と「オンライン授業」というのがポイントだと思います。私は大勢のグループ授業がずっと苦手で、中学・大学受験でも個別指導に通っていました。i塾ではどの科目も1対1なので、人見知りや自分の意見を言うのが苦手な人でも、話しやすい環境が整っています。「1人じゃできない、でも大勢でもできない」という人にオススメです。
また、対面だと人見知りしてしまいがちでしたが、オンラインだと先生との距離感を少しずつ縮められて良かったです。
課されたタスクをこなすのは身体的にハードだったが、楽しさもあった

それぞれの授業で課題が出ていて大変でしたが、期限が決められていたためとにかくやるしかありませんでした(笑)。ただ、すべての課題は自分の研究に関する内容だったので、身体的にハードでしたが、同時に楽しさもありました。授業の課題が詰まってきて終わらなそうなときは、授業の1秒前まで必死に課題に食らいついて、何とか課題を終わらせようとしました。そこで放置せず集中してやり続けられたのは、大きな自信につながりました。
精神的に辛かったのは、研究計画のテーマが決まらず揺らいでいた時です。ゼミで文学批評の勉強をした時から「神話を研究したい」という強い思いがありましたが、そこから志望先を決めるまでがとにかく大変でした。「神話」という漠然としたテーマから「文学の中の神話」に絞ることで少し先が見えましたが、そもそも文学研究の中では神話があまり重視されていませんでした。そのため、先生たちからの反応があまり良くなく、辛かったです。それでも、神話と言うテーマは変えたくありませんでした。
塾を探している時も、行く先々で自分の研究テーマの感触が悪い中で、i塾の体験授業では「むしろそこがオリジナリティだね」と言われ、とても嬉しかったです。自分のやりたいことができるように、授業で深掘りして伸ばしてくれたことが救いでした。
苦手な面接本番では厳しい質問も多く、先生との「逃げの言葉」の練習が活きた
面接の経験はそこまでありませんでしたが、実はこれまでの面接ではすべて受かっていなかったので、苦手意識がありました。もともと本番に弱く、とっさにパフォーマンスを発揮するのが苦手でした。しかし、授業で面接対策をやったお陰で形にすることができました。対策していなかったら大変なことになっていたと思います。
本番は、いつもの6~7割は出せたかなという印象です。授業で想定していた質問が多かったので、用意していた解答を落ち着いて述べることができました。
一方で厳しい質問が飛んでくることもあり、冷や汗だらだらになることも。それでも授業で「逃げの言葉」の練習をしていたので、沈黙してしまうことはなく何とか返答することができました。
授業では、あえて厳しい質問や雰囲気を作って練習していましたが、一橋の面接では逆に先生たちが優し過ぎて、素が出てしまいそうでした。
受験後は「苦手な面接を乗り切ることができた」という達成感がありました。試験までに自分の研究に正面から向き合ってきたため、面接本番でダメ出しをされても「やっておけばよかった」という後悔はなく、「今から院までに考えておこう」と前向きに捉えることができました。
「中国語の先生と同じ一橋大学院に受かった!やったー!」という思い

実際に合格した時は「中国語の先生と同じ大学院に受かった!やったー!」という思いでした。「これでやりたいことができる」とほっとしました。合格したことで、授業料を払ってくれた親にも良い報告ができました。これまで支えてくれた親や先生方に感謝です。
大学院に入学したら、自分の研究テーマだけでなく他の研究分野のゼミも受講して色々な知識を吸収したいです。
専門科目の授業で文学の解説本を読んで知識をたくさん身に付けたので、その中で気になった本を時間のある時にどんどん読みたいです。また、面接時に村上春樹の作品の蔵書がたくさんあるという図書館を教えてもらいました。是非そこにも行ってみようと思います。
院での研究生活のイメージが全くなく少し不安なところもありますが、まずは卒業制作にしっかりと取り組んで、自分の作品を完成させたいです。
