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2024年7月28日

院試浪人は生涯年収450万円の損失?知らないと危険な院浪のリアル

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「第一志望がダメだったら院浪かな……」
「卒論も全然書けてないし、いっそ院浪した方が時間を作れるかも」

大学院進学を考える学生の中には、こうした理由で「院試浪人(院浪)」を選択肢に入れる人も少なくありません。
実際、学部時代は研究や就活、アルバイトに追われ、院試対策が十分にできないまま受験を迎えるケースは多いです。

ただし、院試浪人には見落とされがちな大きなリスクがあります。
それが生涯年収レベルでの機会損失です。
単なる「1年遅れ」では済まない可能性があることを、事前に理解しておく必要があります。

i塾代表講師

「院浪は時間を買う選択だと思っている学生が多いですが、実際はお金とキャリアを削る選択でもあります」

 

院試浪人とは翌年度に再受験する進学延期の選択肢

院試浪人とは、志望する大学院の入試に不合格となり、翌年度に再受験することを指します。

たとえば、同一年度内に「9月入試」「2月入試」と複数回チャンスがある場合は、半年程度の間隔で再挑戦できます。
また、第2志望・第3志望の大学院に進学しておくという現実的な選択肢もあります。

それでも「どうしても第一志望の研究室で研究したい」という場合は、翌年度に再受験することになります。
これが一般的に言われる「院浪」です。

 

院試浪人の2つの典型的なパターン

院試浪人には大きく分けて2つのパターンがあります。
 それぞれの特徴と注意点を整理します。

 

パターン①浪人後あえて学部留年して翌年の院試対策に専念する

メリット

  • 院試対策の時間を十分に確保でき、合格率を高めやすい
  • 卒業論文をじっくり書けるため研究の質が上がる

デメリット

  • 授業料・施設費などの学費が1年分追加で発生する
  • 奨学金の延長ができない場合がある

学費だけでなく、家賃や生活費などの固定費も延びる点は見逃せません。

 

パターン②学部を卒業して翌年度に再受験する

メリット

  • 卒論が提出済みのため、院試対策に集中できる
  • 学費の追加負担は発生しない

デメリット

  • 大学との関係が薄くなり、研究指導や推薦状の依頼が難しくなる
  • 無職期間が生じ、履歴書に空白期間ができる可能性がある

i塾代表講師

「学部を卒業してから院浪する人は、想像以上にメンタルが削られます。周囲が就職や院進していく中で、自分だけ宙ぶらりんになる感覚は想像以上にきついようです」

 

院試浪人は生涯年収で450万円以上の機会損失になる可能性

院試浪人のコストは、浪人期間中の学費や生活費だけではありません。
最も大きいのはキャリア開始の遅れによる生涯年収の減少です。

2025年の日本の平均年収は約430万円前後、平均生涯年収は約2.2億円とされています。
仮に院試浪人で1年キャリア開始が遅れると、単純計算で約430万円の収入機会を失うことになります。

しかも実際には、若いうちにキャリアを始めた人ほど昇進・昇給のスピードが速くなりやすいです。
つまり、失われるのは「最初の1年分の年収」だけではありません。
昇進タイミングや管理職への到達年齢が1年ずれれば、生涯で数百万円〜数千万円単位の差が出ることもあり得ます。

「老後2000万円問題」が話題になったように、1年分の収入差は老後資産形成にも直結します。
院浪の影響は、想像以上に長期的です。

 

留年・空白期間は就活で確実に不利になる

院試浪人は、企業側の視点ではネガティブに評価されることが少なくありません。

院試浪人や学部留年は、どうしても「計画性の欠如」「進路決定の遅れ」として解釈されます。
たとえ正当な理由があっても、採用担当者が一人ひとりの事情を深く考慮してくれる保証はありません。

特に新卒採用市場では、「標準ルートから外れている」こと自体がマイナス評価になりやすいのが現実です。

また、院試浪人によって院卒就職のハードルが上がることもあります。
修士修了時点で24〜25歳が標準ですが、院浪すると26〜27歳になり、企業によっては「年齢の割に社会経験がない」と見られます。

つまり院試浪人は、研究内容や能力とは別に、経歴面で不利に見られる可能性がある選択肢だと理解しておく必要があります。

 

院試浪人の1年を無駄にしないための現実的な使い方

大学院入試の勉強量は、大学受験と比べれば限定的です。
授業や卒論に追われながら1年かかる勉強量でも、浪人期間であれば半年程度で消化可能なことが多いでしょう。

そのため、院浪期間にアルバイト、留学、資格取得、研究活動などを行う人もいます。
一見「有意義な時間」に見えますが、進路未確定の状態が長引く心理的負担は軽視できません。

周囲が社会に出ていく中で、自分だけが停滞している感覚に陥る学生は少なくありません。

 

ストレート合格が最も合理的なキャリア戦略である

大学院に進学すれば、研究に集中できる時間は十分にあります。
研究室でのプロジェクト、論文執筆、学会発表、インターンなど、学部とは比較にならないほど機会は豊富です。

だからこそ、まずはストレート合格を狙うのが最も合理的な戦略です。
院浪は選択肢ではありますが、「前提」にするものではありません。

計画的に院試対策を進め、確実に合格ラインに到達することが、結果的にキャリアと収入の両面で最もリターンが大きい選択になります。

 

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