旧帝大の人文学研究科に6ヶ月間で合格!「研究において求められる姿勢を身につけられた!」
佐藤さん(大学4年生。男性。愛知県在住)
【 受講歴 】6か月
【 成績向上 】研究テーマを決めるところから。第二外国語は大学生平均レベルから。→ 旧帝大大学院に合格!
学習指導だけではなく課題を確実に実行させるコーチングで院試合格にたどり着きました。
学部3年の秋ごろから院進に興味を持ってはいたのですが、院試の勉強についてどこから着手してどのように進めていけばよいのか分からず悩んでいました。院の先輩方にも試験勉強については相談したのですが、彼らの場合はコロナの関係で試験がなかった(研究計画書のみで合否が判定された)ということもあり、あまり実のあるアドバイスはいただけませんでした。自分でも試験勉強を進めていたのですが、ごく初歩的な段階でつまずいてしまい、なかなか手ごたえを得られず、やる気も次第に失せてしまっていました。また、周りに院進する人が自分以外にいなかったので、最後まで孤独に意志を持って勉強を続けられるかということも不安材料でした。
第三者の指導を受けながら勉強することの強みは、勉強のペースを維持したり、試験に向けて必要な知識や能力を逆算し、それに向けて共同で学習計画を建てたりできることだと思います。i塾では、先生と学生が一対一で向き合うので、上のような強みを活かしつつ、専門や関心に合わせて主体的に勉強していくことができました。このような学習スタイルは、単なる試験勉強ということを超えて、院進後の研究において求められる姿勢を身につけるうえでも重要だと思います。
大学の忙しさに合わせてフレキシブルに対応いただけたのが、院試合格に必要でした。
大学のレポートなどが忙しい時期に、ちょうど良いボリュームの自習教材を提示していただけたのが助かりました。研究計画書の執筆といった、集中的な対策が必要とされる時期にたくさん授業を入れることができたのが助かりました。
試験前の1ヶ月間は、午前中に授業を入れることで直前まで一日中勉強するという習慣を維持することができたので、最後まで気を抜かずに試験勉強に専念できました。
第二外国語の第二外国語が「象形文字」くらい難解に思えたところからスタート。
i塾で先生のご指導をいただく前の自分の第二外国語の出来は、平均的な大学生と同程度のレベルだったと思います。具体的には、基本的な文法の知識は定着していたものの、実際の読解ではそれを活かせなかったり、院試で求められるような専門的な語彙を欠いていた状態でした。初めて院試の過去問を解いた際には、文の構造を掴むのがやっとで、ほとんど知らない言語で書かれた文章を読んでいるような感覚に襲われました。
自信のなかった第二外国語は、様子を見ながら段階的に難易度を上げていくという方法で進めていただきました。基礎的な例文を扱うところから根気よく付き合っていただいたので、苦手意識を持つことなくスムーズに取り組むことができました。最初は教科書に載っているような基礎的な文章から着手し、段階的にWeb記事などの構文が複雑で専門性の高い文章へとハードルを上げていきました。新しい文章を読むたびに、徐々に構文を取る力がついていっていることが自覚でき、本番の試験にも自信をもって取り組むことができました。
第二外国語の試験対策は、大学の授業だけではカバーしきれず、ある文章を和訳して勉強しようにも、自身の訳が正しいのかすらわからないので、自力で対策するのはなかなか難しいと思います。i塾で指導を受けながら第二外国語を勉強できたことは、間違いなく他の受験生に対するアドバンテージになりました。
大学院入学後にも通用する語学の学習スタイルを指導いただけたことは一生の財産です。
単語についていえば、自分は市販の単語帳は使わず、文章を読んでいく過程でであった重要なイディオムや頻出語、重要語をまとめて、先生と共同でリストを作成していくというやり方で学習しました。というのは、専攻や試験内容にもよるとは思いますが、院試のような専門性が高い試験では、市販の単語帳を使うよりも、専門の文章で実際に使われている単語やイディオムを覚えていく方が効率が良く、自分の学習スタイルにも合っていたからです。実際の試験でも、試験会場に持ち込み、ぎりぎりまで眺めていた単語リストに載っている単語が数多く出ました。また、自分の全く知らない単語もいくつか出ましたが、それらは既存の知識を用いて、内容を予測しながら読むことで十分カバーできました。このような学習スタイルは大学院入学後も引き続き続けていきたいと思っております。また、基本的な訳し方の手順なども、最近の学術的手法に準じたものをレクチャーいただけたのが大変助かりました。
また授業で扱うテキストについてですが、自分自身の研究対象に合ったWeb記事や文庫本を選んでいただいたので、モチベーションの維持にも役立ちました。
右も左もわからない状態。研究テーマを決めるところから伴走いただけたので心強かった。
まずは右も左もわからない時期に、研究テーマを決めるところから伴走いただいたことが大変心強かったです。大学に残って研究するという意思だけ固まっていましたが、具体的に何にどこから着手すれば良いのかちょうど迷っている時期にi塾の指導を受け始めました。専門書を先生と一緒に読み進め、ディスカッションしているうちに、自分の関心のあるテーマとないテーマがわかるようになり、そこから消去法的に自身のやりたいテーマを絞ることができました。
自身のテーマが決まった後にも、それに関連する事柄についてレクチャーや的確な質問をいただいたおかげで、自身の考えを繰り返し見つめ直す機会をいただき、迷いながらも研究計画書を書き上げることができました。
傾向分析をしていただき、類似傾向の複数の院試過去問で大量演習する指導が良かった。
似たような傾向の院試をチョイスいただき、練習量を多くすることができたのが助かりました。私は1校でしたが、複数校受ける方は特に豊富な過去問のストックに特に助けられると思います。i塾さんの過去問のストックを通じた繰り返しの練習がなければ、本番であれ程の心の余裕を持つことはできなかったと思います。
自学できる対策は指示のみ。教わる必要のある部分に絞って授業していただけました。
得意な英語は時々過去問を解きながら自学中心で対策し、苦手な第二外国語に重点を置き集中的に指導いただいたのが合格できた要因でした。第二外国語についても、自身で勉強できそうなところは、学習指示をいただき、指導いただく必要のあるところは緩急つけながら指導していただいたのが印象的でした。集中的に指導を受けながら研究計画書を書き上げた際には、ぼんやりしていた研究テーマが明確になり、やる気と自信が高まったのを覚えています。
学部の勉強と異なるテーマを研究対象に選ぶことによる様々な苦労とi塾のサポート
自分の場合は、大学の図書館からとにかく自分の研究テーマと関係のありそうな本を片っ端から借りて、役立ちそうなところをななめ読みするという仕方で学習しました。その際、時間的な制約があったため、いきなり難解な一次文献を読み進めるのではなく、新書で概要を掴んだ後、解説書等の二次文献と照らし合わせながら、一次文献を必要に応じてに読んでいくというやり方を採用しました。
一番厳しかったのは、研究計画書の締め切りでした。研究計画書は試験や面接とならんで院試の合否を分ける重要な要素の一つであるということ、教授たちが繰り返し目を通すものである以上、滅多なことは欠けないということもあり、研究計画書は時間ぎりぎりまで手を入れていたのを覚えています。i塾の先生には、研究計画書の基本的な構成といった初期の段階から、期限ぎりぎりの添削や内容についての指摘に至るまで様々な力添えをいただきました。
前進・成長しているのかという疑念に絶えずとらわれていたところを救ってくれました。
合格通知をもらうまでは絶えずこのような疑念につきまとわれました。自分は英語が比較的得意だったのですが、このことは裏を返せばこれ以上英語の伸び代がないということであり、そのことに気がついたときはかなりがっくりきました。また、自分の場合は学部で学んだこととは異なるテーマを研究対象に選んだということもあり、自分が積み上げてきたものが崩れてしまうようなもどかしい感覚にも襲われながら、研究計画書を完成させたことを覚えています。
i塾の受講を検討されている方へ
どんな試験にも言えることですが、試験勉強は早めに着手した方がよいです。しかし、目標意識を持ち、ゴールから逆算してきちんと計画さえ立てれば、大抵の物事は今からでも何とかなります。とにかくまずは、過去問に目を通し、研究計画書の概略に目を通すことからはじめましょう! 人間は挑戦したり失敗したりすることでしか成長できません。i塾の先生の懐で、たくさん挑戦してたくさん間違えましょう!